ドラゴンキッチン

第1回 「出来る限りやる」という能力

私の父と叔父達は、地元熊本初のスーパーマーケット「ニコニコドー」を創業し上場企業にまで育て上げました。

私自身、幼い頃は父から商人の心構えを教わり、大学卒義後は叔父達から現代ビジネスを教えてもらってきました。

そして今でも私のビジネスの基本となっているのは当時小学生だった私に父が教えてくれた解り易いイソップ物語の一説です。

「海女さんが3人いました。 

 3人とも毎日同じ場所で潜り貝を獲ります。

 すると貝は日に日にと獲れなくなってきます。

 3人は同じ3メートルの深さまで潜って貝を獲っていましたが、

 Aという海女さん、Bとうい海女さんは、息も続かず水圧もキツいので、

 それ以上の深さまでは潜ろうとはしませんでした。

 Cとうい海女さんだけは苦しくてももう少しだけ潜ってみようと思いました。

 すると、たった50センチ潜ったところには手付かずの漁場が広がり、

 今までの3倍以上の貝を獲ることが出来ました」

 

 頭が良いという能力は人それぞれに違いがあると思いますが、

 執念を持って物事に取り組むという能力は誰にでも平等に与えられている能力です。

 行動(アクション)=人より労を惜しまず、思考(アイデア)=考えをめぐらせれば人に見えないものが見えて来る。

 ビジネスだけではなく、どの分野にでもあてはまることですよね。

 

 大人(上司)が真摯にこれを実践し子供(部下)に後姿を見せる大切さ。

 

 昨今の悶々とした社会を変えてゆくのためには、このような「大人の第一歩」からしか始まらないのではないかと思います。

    

 



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